
賞味期限切れの食品を専門に扱うスーパーマーケット「ウィー・フード(WeFood)」が、デンマーク・コペンハーゲンにオープン。
販売価格は30~50%引き
今回デンマークでオープンした「WeFood」の店頭に並ぶのは、合法かつ安全に消費できる食品や化粧品、家庭用品。
WeFoodには賞味期限切れ以外にも、ラベルが間違っている、包装に傷や汚れが付いているなどの理由で店頭に並ばなかった商品も売っています。
行列ができるほどの人気となっており、通常価格より30~50%割り引いた価格で販売。
食品ロス問題解決への糸口
日本国内だけでも年間642万トンもの食品廃棄量があり、「食品ロス問題」とニュースでも大きく取り上げられていますが、デンマークおよびヨーロッパ諸国でも同じような問題が起こっています。
今回、WeFoodがオープンしたことにより、世界各国のニュースメディアが報道。世間が食品ロス問題への関心を抱いただけでも大きな成果があったのではないでしょうか。
デンマーク食品・環境大臣も賞賛
「ウィー・フード(WeFood)」は、2016年2月22日にデンマーク・コペンハーゲンにオープン。スタッフは全てボランティアで運営されています。
貧困・エイズ・飢餓の撲滅に取り組む慈善団体(ダン・チャーチ・エイド)とホームレス支援施設に余った農産物を配るNGO団体(フードバンク)が共同で運営する非営利事業で、食品廃棄量の削減を目的としています。
WeFoodの広報担当でダン・チャーチ・エイドのニコライ・ソンダーガード氏は、全ての利益は同団体の発展途上国での活動に充てると述べています。
22日のオープン時にはデンマークの食品・環境大臣も出席し、この活動を「食品廃棄問題を解決する大きな一歩」と歓迎。
ウィー・フード(WeFood) – Google Map
Amagerbrogade 151、2300 København、Denmark
水曜日
15時00分~20時00分
木曜日
15時00分~20時00分
金曜日
15時00分~20時00分
土曜日
定休日
日曜日
定休日
月曜日
15時00分~20時00分
火曜日
15時00分~20時00分
Via & Photo:
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