
こんにちは、本日もTravelPressにご訪問いただきありがとうございます。
海外に行った時に何気に悩むのがチップ。日本ではあまり馴染みのない文化だし、国ごとによって払う相場も変わるので、特に海外初心者の方は悩むところではないでしょうか?
今回は、そんなチップに関する悩みを一発で解決できるサイト「Tip This Much」をご紹介します!
と、その前にまずはチップについて軽くご説明を…。
そもそも何故チップを払うのか?
チップとは、レストランでの飲食やホテルの宿泊、タクシーなど、サービスの利用に対して料金とは別に個人に支払うお金のことです。
チップ慣習のある国では、サービス業の賃金が安く設定されているため、チップが店員の給料の一部となっています。アメリカの場合だと、サービス業の最低賃金はチップ込みの値段で計算されているので、頑張って働けば働いただけ給料が上がるシステムなんです。
日本でも昔はチップ文化があったみたいですが、いまはサービス料として代金に含まれているのがほとんどなので、みなさんも海外旅行で初めてチップを渡したという方が多いのではないでしょうか。
via
チップ(Tip)とは、サービスの利用に際し規定料金とは別に支払う、心づけの現金をいう。Gratuity とも。
Wikipedia – http://ja.wikipedia.org/wiki/チップ_(サービス)
チップ文化がある国かどうかが分かる世界地図
チップを払う文化の国が一体どれくらいあるのかも見てみましょう。
上の世界地図の、赤色に染まっている部分はチップが必要な国、黒はチップが不要の国、青は請求書にサービス料込ならチップ不要の国と色分けされています。
こうやって見ると、黒(チップが不要の国)の方がマイノリティなんですよね。もはや、海外旅行に行くならチップは必須だと考えてもいいでしょう。
ただし、サービスに対して払うお金なので義務ってわけでもないし、「良いサービスだね!」と思ったら払えばいいんです。
では実際チップはいくら払えばいいのか?
ここが一番の悩みどころなんですよねー…。
国によってチップの相場が変わるので、欧米人も悩んでる人が多いらしいです。
そこで今回紹介するのが「この国ではチップをいくら払えばいいんだ!?」という悩みから生まれたWebサービス「Tip This Much」です。
使い方は非常に簡単。しかも結構な数の国に対応しているので、覚えておけば役に立つはず!
まずは、「Tip This Much」のサイトにアクセスしてください。
サイトを開くと真ん中あたりにボタンがあるので、これから行く予定のある国やチップの相場が気になる国を選択します。今回は「アメリカ」を例にご説明します。
アメリカのチップ相場は15〜30%。
一般的なお店ではランチでもディナーでも、伝票に書いてある金額の15%~20%ぐらいを払えばいいでしょう。高級レストランの場合は、20%以上を払うのが、暗黙の了解となっています。
さらに下にスクロールすると、今度は以下のような画面になります。
Tip This Much では、簡単な割り勘機能も付いています。
上の画像の場合、200ドルの買い物でチップは22.5%。合計は245ドルになり、それを6人で割ると一人当たり約40ドルとなります。
また、「BILL TOTAL(支払い総額)」「I’M TIPPING(チップ料金)」「SPLIT THE BILL(人数)」は、それぞれ数字を自由に変更することができます。
以下、観光客が多そうな国のチップ相場を表にまとめてみました。
国 | チップの相場 |
アメリカ | 15〜30% |
イギリス | 10〜15% |
カナダ | 15〜20% |
メキシコ | 10〜15% |
ロシア | 10〜15% |
オーストリア | 5〜10% |
ブルガリア | 10〜12% |
クロアチア | 5〜10% |
ドイツ | 5〜10% |
スイス | 5〜10% |
ギリシャ | 5〜10% |
ハンガリー | 10〜15% |
ポーランド | 10〜15% |
ルーマニア | 10〜15% |
トルコ | 5〜15% |
ウクライナ | 5〜15% |
アイスランド | 0〜10% |
アイルランド | 10〜15% |
ポルトガル | 0〜5% |
イスラエル | 10〜15% |
タイ | 5〜10% |
フィリピン | 10% |
ブラジル | 10% |
ウガンダ | 5〜10% |
※チップの相場は全て「Tip This Much」を参考にしたものです。実際とは異なる場合があるので、参考程度に見てください。
ヨーロッパは基本10〜15%が多いです。タイやフィリピンも欧米の観光客が多いため、チップ相場がありました。
おわりに
チップは感謝の印として渡すものなので、素晴らしいサービスを受けたと思えば、多めに渡してもいいと思います。また、不要なトラブルを避ける意味でもチップの相場を知っておくのは大事です。
Tip This Much スマホに対応しており、またアプリ化もしているので旅のお供に持っていってみてはどうでしょうか?

Everywhere Eventually
ジャンル: フード/ドリンク – 旅行
リリース日: 2014-11-05
価格: 120円

posted with sticky on 2015.4.23