踊る歩行者用信号機、歩行者の信号無視を減らすための新しいアイディア
By writer | 2014/09/16
ポルトガルの小型自動車メーカー『smart』がYouTubeに公開した動画『The Dancing Traffic Light』をご紹介します。
この動画は、歩行者用の信号が赤の時にヒューマンピクトグラム(標識などで使われる人型の絵?のこと)が踊りだすというもの。赤信号でも道路を渡ってしまう人が後を絶たないため、信号に注目してもらおうというおもしろいアイディアの信号です。
さらにおもしろいのは、あらかじめプログラミングされたダンスを踊るということではなく、信号から少し離れた場所のブースで一般の人のダンスがリアルタイムに赤信号に反映されます。
これなら単調にならず、道行く人は気になって赤信号を見てしまい信号無視を減らすことができます。実験の結果では、81%以上の人がこの信号を見て止まったそうです。
smartは過去にも、「次のsmartは巨大にする」というフェイクのコンセプト紹介動画を公開し、大きな話題を読びました。メーカーがこういった取り組みに積極的に関わっていくのは、自動車大国の日本も今後大事になってくるのではないでしょうか。
こちらはメイキング映像
smart :
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