デンマーク・ロスキレにある一風変わったオシャレな焼却炉
By writer | 2014/09/14
デンマークのシェラン地域にある都市「ロスキレ」。世界遺産に登録されたロスキレ大聖堂があることで有名な都市ですが、他にも一風変わったオシャレな”焼却炉”が注目を集めています。
この焼却炉を設計したのはオランダの建築家”Erick van Egeraat”氏。2008年に行われた国際的なデザインコンペが開催され、その時に審査員全員一致で選ばれたのが、Erick氏が提案したデザインでした。焼却炉の全体像もユニークな形をしていますが、特に注目したいのは、夜になった時に色鮮やかにライトアップされた美しい景観です。
建物の外壁には不規則な大きさの穴がいくつも開けられており、そこに仕込まれた暖色系、寒色系など様々な色のライトが夜になると光りだします。
もともと環境先進国のデンマークは、焼却炉を「ゴミをただ燃やす場所」という考えではなく、「ゴミを燃やす力で電力を作る場」として認識しています。そんなデンマークならではのデザインです。
近くからみると、本当に穴だらけで建物自体が巨大煙突のよう。観光客からしたら、これがまさか焼却炉だとは思わないでしょう。
図面で見ても不思議な形なのが分かります。この焼却炉はこの地域でもロスキレ大聖堂と争うぐらい人気の観光スポットだとか。ぜひ、デンマークに旅行の際はこのオシャレな焼却炉を一目見てはいかがでしょうか。
via : archdaily.com
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