自分の誕生日に5ドル紙幣を配る男が路上に登場、その目的は?【アメリカ】

By | 2014/09/12
自分の誕生日に5ドル紙幣を配る男が路上に登場


自分の誕生日に5ドル紙幣を配る男が路上に登場2

ボードを掲げながら道路の端っこに立つ一人の男性。彼の名前は”ボブ・ブラックリー(Bob Blackley)”氏。米ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムに住む彼は、自分の誕生日になるとウィンストン・セーラムの交差点の角にボードを持ち一日を過ごしています。

彼の持っているボードにはこう書かれています。

私には仕事があります。家もあります。余った5ドルを使ってくれませんか?

ブラックリー氏は、このボードを掲げながら通り掛かる見知らぬドライバーや通行人に5ドル札を配っています。彼が誕生日に5ドル札を配る目的は一体なんでしょうか?

一昨年の57歳の誕生日からこの「5ドル配り」を始め、当時配った額は700ドル。翌年の58歳の誕生日には750ドル。そして今年59歳の誕生日には800ドルと、毎年50ドルずつ増えていってます。

テレビのインタビューで5ドル札を配る理由を聞かれブラックリー氏は、「ただ単にそれができるのがうれしい。一人でも多くの人々の笑顔が見たいだけ、今年は160人の笑顔を見ることができた」と述べています。

配っている金額も5ドル(約530円)という額なので、受け取る側の人々も「ありがとう」、「神のご加護を」、「誕生日おめでとう!」と声をかけ、5ドル札を貰います。中には、「余裕がなくて買えなかった薬が買えるよ」と、困ってる人もいたとのこと。

5ドル札を配る深い理由はなく、5ドルが誰に渡ろうが、何に使おうがまったく気にせず、嬉しそうに5ドル札を配るブラックリー氏の様子が映像には映し出されています。

ブラックリー氏は、来年も再来年もこの行為を続け、願わくば宝くじでも当たって、もっと多くの人に配ることができたらいいなとも述べています。

via : MyFox8

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