
「ピピ島」が舞台になった映画 『ザ・ビーチ』
『ザ・ビーチ』(原題:The Beach) は、アレックス・ガーランドの小説、またはそれを元にした2000年のアメリカ映画。
『タイタニック』で一世を風靡したレオナルド・ディカプリオが、次に何に出るか、100本以上のオファーを蹴ってまで、出演を決めた異色作である。
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The Beach (2000) film
レオナルド・ディカプリオ主演で話題になった映画 『ザ・ビーチ』。旅好き、特にバックパッカーの人は1度は見た事があるのではないでしょうか?
刺激を求めて旅する一人の若者リチャードがタイ・カオサンの街である男と出会い、”伝説のビーチ”が書かれた地図を託される。旅行者カップルと共に半信半疑ながら、楽園を探す旅へ出かけ、見つけたのは現実世界から隔絶した夢の楽園…。
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映画にも出てくる”伝説のビーチ”のモデルとなった島こそがタイにある「ピピ島」です。
ピピ島はプーケットから東に45kmのアンダマン海上に浮かぶクラビ県に属する島です。ピピはメインの島であるピピ・ドン島と、映画『ザ ビーチ』の舞台となった「マヤ・ベイ」があるピピ・レイ島、そしてバンブー、モスキート島など6つの島からなっています。
ピピ・ドン島
ピピ・ドン島はツアーの船が発着するトンサイベイを中心にホテル、ダイビングショップ、レストランやお土産屋などがあり、西端にはさらに美しいロングビーチ、バンガローなどがあります。
島の周りの海は透明度が高く、シュノーケリングポイントがいくつもあるので海遊びや日光浴が楽しめます。
ピピ・レイ島
『ザ・ビーチ』の舞台として一躍有名になった「マヤ・ベイ」があるのがピピ・レイ島です。ボートでしか行けないなど、アクセスの面からも秘境ビーチとして知られています。「マヤ・ベイ」にある、100メートルの高さの崖に囲まれたビーチは、エメラルドグリーンの海が広がり、そこはまさに『ザ・ビーチ』の世界観そのもの。
また、この島には、入り組んだ部分随所にビーチがあり、まだ誰も足を踏み入れたことがない、断崖沿いのビーチもあります。
タイ「ピピ島」へのアクセス
ピピ島に一番近いフェリー乗り場はクラビという町にあり、タイの首都バンコクより約900km南に位置しています。バスの場合、バンコクを毎日夕方に出発し、所要時間は約12時間です。エアコンバスは650B(1900円前後)、エアコンなしのバスは400B(1200円前後)ほどです。
クラビからピピ島への船は、ハイシーズンだと1日4~5便あり、1人450B(約1200円)ほどです。ほとんどの場合、泊まっているホテルからクラビ港までのピックアップバスが付いたジョイントチケットになり、ピピ島までの所要時間は約3時間です。
プーケットからピピ島に行く場合は、ラッサダ港からフェリーに乗ります。チケットは250~300B(900円前後)で販売されており、ピピ島メインの港であるトンサイベイまで所要時間は約2時間ほどです。
ピピ島へ到着後は、清掃費という名目で20B(約60円)徴収されます。フェリーから降りたらすぐに払わされるので、あらかじめ用意しておいたほうがスムーズに入島できます。
映画 『ザ・ビーチ』 のモデルにもなったタイの楽園と呼ばれる「ピピ島」。一生に一度は行きたい絶景ビーチです。