世界的にも問題になっている『歩きスマホ』、中国では歩きスマホ専用レーンが登場し話題に

By | 2014/09/17
スマホ専用レーン


スマホ専用レーン

日本でも問題になっている、スマートフォンを操作しながら通行する「歩きスマホ」。「歩きスマホ」という言葉まで作られるほど、前方不注意の歩行者が多く、周囲との接触トラブルや交通事故が相次いでいます。

中国でも歩きスマホは問題になっており、重慶市では、地元で外国人(観光客)通りと呼ばれる交通量の多い道の歩道を二分するという標識が登場しました。

専用歩道の長さは約50mほどで、標識には「自己責任でこのレーンを使用してください」と書いてあります。片方は携帯電話の使用を禁止し、もう片方は自己責任で「スマホ歩き」を許可するというもの。

重慶市がスマホ歩きレーンを設置した理由は、歩きスマホによる事故を解決することよりも、「歩きながら電話で遊ぶのは良くない」と歩行者たちに改めて認識させるため。標識に自己責任という言葉を使うことにより、より注意を払ってもらおうという考えです。しかし、この標識の開発者いわく「歩道の模様にも気がついていなかった」とのこと。

スマートフォンの爆発的な普及により、世界中で「歩きスマホ」による事故やトラブルなどが問題になっています。中国の先駆け的なアイディアでしたが、今のところ効果は薄いようです。

スマホ専用レーン2

スマホ専用レーン3

via : golem13

関連記事 :
子どもにしか見えない秘密のメッセージが書かれた広告【スペインの児童虐待防止広告】