
今回は社会人には必須とも言えるスキル「プレゼン技術」を向上させる動画をTEDからご紹介します。
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TED
世界の著名な学者や新進気鋭の経営者など、その道のプロフェッショナルが講演をおこなう極上のカンファレンス「TED」。
TEDとは、Technology Entertainment Designの頭文字をとったもので、「Ideas worth spreading (広める価値のあるアイデア)」の精神のもと、学術・エンターテインメント・デザインなど、様々な分野の第一線で活躍する人物を講師として招き、定期的にカンファレンスを開催しているグループのこと。
カンファレンスの模様は、TED Talksという動画アーカイブとしてインターネットを通じて全世界に無料で公開されています。
過去の講演者にはボノ(U2)、ビル・クリントン(元米大統領)、アル・ゴア(元米副大統領)、セルゲイ・ブリン&ラリー・ペイジ(Google創業者)をはじめ、各界の最前線で活躍する実業家、研究者、アーティストが世代や国境を越えて名を連ねています。
TED史上初、プレゼンのテーマは「無し」
現在、世界で最も有名なトークライブの1つとして挙げられる「TED」ですが、今回、プレゼンのテーマは「無し」という前代未聞のプレゼンをやってのけた人物がいます。TED×New Yorkで登壇したウィル・スティーヴン(Will Stephen)氏という方で、彼のプレゼンテーマは「何も無し」。
動画では、何にも話すことがなくてもすごい話をしているように見せられる鉄板のプレゼンスキルを披露。内容は全くなく、当たり前のことを当たり前のように並べ、身振り手振り、数字、グラフなどを駆使することで、あたかもすごいことを話しているかのように振舞っています。これをマネできれば、賢そうに語り、相手を説得する術を手に入れることができるかもしれない!
とにかくめちゃくちゃおもしろいので、字幕が必要な方は画面の下の方のCCという文字で表されている字幕をONにして楽しんでもらえたらと思います。
ウィル・スティーヴン 「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」
ウィル・スティーヴン氏のこの講演はツィッターを中心に大盛り上がり。内容は「ゼロ、無、皆無、からっぽ」ですが、ビジネスや大学での研究発表など、プレゼンテーションを行う機会はたくさんあり、参考になった人も多いはず。
ただ、「TEDで話しているのだから、この人もきっと凄いに違いない。この意味のない演出にもそういうことを考えさせる意味があるはずだ」と深く考えるのも、きっとウィル・スティーヴン氏の思惑通り…。
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