旅先の風景を写真ではなく”刺繍”に残すアーティストの温かみある作品集
By writer | 2015/02/17
旅の思い出はどう残す?
旅の途中、素敵な景色や想い出を写真に残す人は多いと思うが、今回は旅先の風景を写真ではなく刺繍にしてしまうシンガポールのデザイナー兼アーティスト”テレサ・リム(Teresa Lim)”氏の作品をご紹介。
テレサ・リム氏は自身のウェブサイトで、『今では誰もが簡単に写真を撮ることができるような現代において、あえて刺繍で風景を残すことでその場所を本当に知っているように感じられる。これは、カメラで写真を撮るだけではきっと得られない感覚』と述べている。
その場で刺繍作品を制作することによって、カメラで写真を撮るよりもその場所の良さをさらに引き出せるようだ。
ドイツ / ラウファースヴァイラー
チェコ・プラハ / チャールズブリッジ
イギリス・ロンドン / ビッグベン
オランダ / アムステルダム
ドイツ / ベルリン
日本 / 東京(左) オーストラリア・パース / サーペンタイン国立公園(右)
チェコ / プラハ
ベトナム / ハノイ
テレサ・リム氏の刺繍プロジェクト”SEW WANDERLUST”には、黄色く色づいた東京の銀杏並木、ベトナムのハロン湾、プラハの聖ヴィート大聖堂、ドイツの放牧風景などが手の平サイズの小さな刺繍で表現され、どこか暖かみを感じてしまう作品になっている。
手間をかけることで生まれる彼女の刺繍には、色合いや遠近感などもしっかり再現されており、見てるだけでも癒される!
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Teresa Lim :
Sew Wanderlust
Source: boredpanda