
必要最低限のものを詰め込み、キャンピングカーで移動しながら生活をする。
そんな誰しもが憧れる生活をしているのは、2011年までアメリカの老舗ファッションブランド『ラルフ・ローレン』のデザイナーをしていた”フォスター・ハンティントン(Foster Huntington)”氏。
彼は、仕事を辞めた後、ニューヨーク・マンハッタンのマンションを売り払い、キャンピングカーに乗って旅に出発。その様子を写真に収め、自らの生活を紹介することで、多くのファンが増え、いつしか「パタゴニア」などのブランドと提携することになりました。
おそらく、最初こそ少なかった収入源も、あえて人とは違う人生を歩むことにより、生活には困らないほどの収入を得ることができました。
まさにフォスター・ハンティントン氏こそ、自宅や会社以外で働く”ノマドワーカー”のいい例ではないでしょうか。
フォスター・ハンティントン氏は、キャンピングカーでの暮らしを紹介するだけではなく、バンに乗る人々のライフスタイルを写真で紹介するサイト『Van Life』と、「もし自宅が火事になったら何を持って逃げる?」というコンセプトで様々な人が選んだ所有物を写真で紹介していくサイト『The Burning House』を運営しています。どちらもTumblrで制作されたシンプルなサイトです。
また、これまで撮った写真を『Home Is Where You Park』という一冊の写真集にまとめて販売しています。いろいろな収入源を持つことによりノマドワーカーという生活が成り立っています。
ニューヨークに住んでいたころは、ラルフローレンのコンセプトデザイナーや出版社ハーパーコリンズで働いていたそうです。しかし、仕事に時間を追われる多忙な日々に嫌気が差して、いらないモノや家を手放しバンに乗って旅に出ました。
キャンピングカーで暮らしながら様々なアクティビティや人との出会いを楽しむ。その写真をSNSなどに投稿して見た人も楽しくなる。ファンが増え、影響力を持つことによりスポンサーが付き、収入を得る。そんなライフスタイルに憧れ、さらにファンが増える。
こちらはフォスター・ハンティントン氏ドキュメントタッチの映像
ノマドというライフスタイルに注目が集まる理由が分かります。もっと彼の生活を覗きたいという方はSNSを見てください。きっと良い刺激になるはずです!
Foster Huntington :
Instagram | Twitter | Facebook
Website :
Van Life | The Burning House
関連記事 : 元システムエンジニア、仕事を捨て、キャンピングカーで旅に出る【ノマドワーカーという生き方2】