
海外旅行の際に身分を証明するパスポートには、偽造防止のための技術がたくさん散りばめられており、その一つに、特殊なインクで描かれたデザインがブラックライトを照射すると現れることをご存知だろうか。
基本的にテーブルの下で、パスポートをブラックライトにあて、偽造されたパスポートじゃないかをチェックしているわけだが、今回、カナダの新しいパスポートが、オシャレなデザインに改変し「Cool!」だと話題になっているのでご紹介する!
なんの変哲もないカナダのパスポートにブラックライトをあてると…
このようにスタンプを押すページにブラックライトを当てた時にだけ浮かび上がる!
6〜7ページ。デザインはセント・ローレンス川流域のケベック植民地(現在のケベック)を築き、「ヌーヴェル・フランスの父」と呼ばれているサミュエル・ド・シャンプランの銅像。
ブラックライトをあてると…
8〜9ページ。描かれているのは「連邦の父たち(The Fathers of Confederation)」。
14〜15ページ。「カナディアン・プレイリーズ( Canadian Prairies)」
18〜19ページ。「カナダの国会議事堂『センター・ブロック』(Centre Block of Parliament, Otawa)」
20〜21ページ。「ナイアガラの滝(Niagara Falls, Ontario)」
最後のページにはカナダを象徴するカエデの葉
あまり知られていないだけで、実はブラックライト対応の印刷をパスポートに採用している国は多く、日本のパスポートも、ブラックライトを当てると顔写真の右側に顔写真のコピーが浮かび上がる。
ちなみにフィンランドのパスポートはパラパラ漫画になっているぞ!