徒歩でメキシコ〜カナダへの旅、2600マイルを4分に凝縮した自撮り動画

By | 2015/03/30
パシフィック・クレスト・トレイル


アメリカを挟みカナダ国境からメキシコ国境までをつなぐ長距離自然歩道「パシフィック・クレスト・トレイル」。アメリカにおける三大長距離自然歩道のひとつとも言われるこの道をアンディー・デビッドヘイジー氏という方は徒歩で旅をしています。

彼はこの道を旅するにあたって一つのルールを設けています。それは、「全ての道のりを歩くこと。そして、1マイルごとに自撮り写真を撮影すること」。2660マイルといえば4300キロもの距離になります。日本で分かりやすく例えると本州縦断がおよそ2000km。ということは青森から鹿児島までを往復した距離とほぼ同じ

彼はその道中で撮影した写真をストップモーションにしてYouTubeに公開しています。バックに流れている曲は「Martin Sexton- In The Journey」という曲で、1マイルごとに撮影された動画と非常にマッチしています。

デビッドヘイジー氏は、メキシコ国境の町カンポからスタート。そして約5ヶ月かかった長い旅路はカナダ・ブリティッシュコロンビア州にあるマニングパークで終わりを迎えました。

彼は、この旅の目的や自撮りする行為について「自分自身と環境の変化を見極めるため。そして、人生の中で必要であろうチャレンジ精神や問題解決能力を身に付け、自分を成長させたかった」と述べています。

デビッドヘイジー氏の顔を最初と最後で比べると、別人のように痩せています。4300キロもの距離を徒歩で移動したのもすごいことですが、雨の日も雪の日も必ず1マイルごとに自撮り写真を撮影した根性はさすがです。