誰かがやらねば!地上600mで電球交換をする姿を空撮した映像
By writer | 2015/01/09
地平線まで見えるような広大な平原に一本だけ立っている高さ約600mの「KDLT Tower」。これはアメリカのサウスダコタ州にあるテレビ・ラジオ塔で、アメリカを代表するエンパイアステートビルの443mより高く、東京スカイツリーの634mとほぼ変わらない高さだ。
塔の頂上には、航空機に存在を知らせるためにライトが設置されてある。もちろん、電球が切れたら誰かが取り替えに行かなければならないのだが、塔の頂上に行くには600mのはしごを登るという方法しかない。
Youtubeにアップされた1500′ TV Towerでは、作業員が電球を取り替える様子が映し出されており、まさにドキドキハラハラな映像だ…。
電球を交換しているのは『Sioux Falls Tower and Communications』というメンテナンス会社に所属するタワークライマーのKevin Schmidt氏。
今回は、航空障害灯の電球を交換するために登ったそうだ。Schmidt氏は作業後「風も少なく、タワー日和だったよ!」と答えていたが、調べてみると、なんと過去10年間で100人もの作業員が命を落としているとても危険な仕事だ!
やはり、ある程度気持ちに余裕がある人じゃないと務まらない仕事なんだなと実感。もしかしたら本人の強がりかもしれないが、誰かがやらないといけないという強い責任感をSchmidt氏はもっているんだろう。
今回はドローンで撮影されているが、香港ではGoProで撮影された超高層ビルのてっぺんでバナナを食べてる動画もある。
Schmidt氏の作業映像の後に見ると、なんだかちょっとバカらしく見えてくるが、そちらもドキドキハラハラする映像なので必見だ!